補遺/草稿・備忘録[抄]
基本データ
通巻 別巻5
ページ数 328ページ
発行日 2018/06/01
非売品
帯キャッチ「水木しげる、これでほぼ総て。」「全集編纂作業の過程で水木プロ原稿棚から発掘された未発表原稿を中心に、現段階で見つかっている限りの全画稿と、スケジュール帳に残された草案等を収録。」
目次
補遺
資料等追補
未使用原稿
未完成原稿
復元版 怪少年
挿画など
“調布を描く”シリーズ
草案/備忘録抄
特別付録
その後の河童の三平
備考
2018年5月末日までに、第3期35巻を全巻購入申し込みをした者にプレゼントされる特典。
2018年6月上頃に最初の発送がなされた。
ページ数の都合で収録できなかったり、全集当該巻刊行後に発見、漏れが確認された資料などを中心に編纂。
一部の挿画などを除く、9割以上の画稿が初収録、初出しとなる驚嘆の一冊。
「怪少年」は南方熊楠の幼少〜青年時代を描いた未完成作品。
その後、作品の一部を流用する形で「怪少年 くまくす生れる」「てんぎゃん」の二作が発表されたが(080『猫楠他』に収録。)
本巻ではそれらの原稿と未発表原稿を組み合わせ、本来の「怪少年」の姿に復元して収録。
「草案/備忘録抄」は水木の死後発見された日記帳(1967〜1981)の内容から、
漫画の草案となるものを中心に抄録。
実際に漫画作品に使われたものから、結局使われなかったネタまで興奮のとまらない資料集になっている。
ちょっとヤバすぎる内容の「コケカキイキイ外伝」未使用ネタとかそんなものが大量に。
日記帳に切り抜きが貼り付けられていた単行本未収録のエッセイも併せて収録。
「その後の河童の三平」は脚本京極夏彦による水木プロ新作。
『河童の三平』のおよそ40年後の世界が描かれる20ページの漫画作品。
- 最終更新:2018-06-10 02:51:54